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土人(つちびと) 畑に立とう!

第一回、土人シリーズ。
今回は南箕輪村で有機農をされている、耕芸くく唐沢さんを講師に招き、春にむけた土づくりをハナムスビの畑にて学びました。
テーマは「観察と有機」
本やテクニックから学べることは偉大ですが、畑もところ変われば土の組成、地下水の通り方、風の吹き方、、それぞれの特色を持っているので教科書通りにいかないことがたくさんあります。
大切なことはその変化を観察すること。最終的な応えはトライ&エラーから生まれる自然からのメッセージ。そこを読み取り次にどう生かすかはセンスが問われます。そのエッセンスを唐沢さんの視点から学んでいこうというものです。

有機という言葉を今一度捉えなおすのもハナムスビの長いテーマになるかと感じています。化学肥料を使っていないということで、その対義語として有機が使われていますが、本来は仏教用語でいう「ご縁」に近いと思うので、自然・畑との関係性、周りの人たちとの関係性などを含めた意味で有機を使っていきたいと考えています。環境に負荷をかけ過ぎない農法、あるいは余剰の農産物をシェアしあったり、大豆や麦など多人数でかかる作物は一緒に作ったり。
身の回りで多くの人が畑に立つことになれば、本当の意味で持続可能な社会が見えて来るんじゃないかと想像しています。一度破壊されてしまった自然環境を少しでも取り戻すために田畑を通じて出来ることからコツコツやっていきます。

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